研修会のお知らせ

1. 第103回健康心理学研修会

「震災ストレスマネジメント教育の実践~熊本地震のその後と熊本プロジェクト~」

講師:山田冨美雄(関西福祉科学大学心理科学部)
2016年11月20日(日)10:15~11:45 【岡山大学津島キャンパス「文法経講義棟」】

本年4月14日と16日に熊本で発生した地震は、多くの負傷者・犠牲者を出し、家屋や施設などに甚大な被害をもたらしました。余震とみられる体に感じる地震は依然高頻度に発生し、震度4を超える余震の多発や、台風や豪雨にともなう崖崩れ、土砂被害の発生が危惧されています。子どもたちは余震に敏感に反応し、震災後に固有のストレス症状がみられています。
日本健康心理学会では、5月より「熊本プロジェクト」を立ち上げてプロジェクトの趣旨に賛同する35名のプロジェクトメンバーを得ました。事業の趣旨は、熊本・大分を中心に、児童生徒に対して震災ストレスマネジメント教育を実施し、現在の症状把握をもとに症状に応じたリラクセーション、アクティベーション、文集づくりなどの教材提供と授業実践を支援するものです。これらはPTSD予防を目的とした心理教育介入に他なりません。また、感謝状づくり、マニュアルづくりなどの授業案の提供は、PTG(外傷後成長)を促す健康心理学のプログラムとして提供できるものです。
本研修では、熊本地震の現在の様子を紹介するとともに、熊本市内で子どもたちに震災ストマネ教育を実践していただくための実践用教材を提供し、実践介入研究とするためのプロトコルを紹介します。
当日は、熊本プロジェクトに参加表明頂いた会員各位はもとより、学会員、その他の大会参加者の参加も得たいとおもいます。健康心理士会メンバーには健康心理士会より参加費の半額を補助するとともに、健康心理士ポイントを2点付与します。

2. 第104回健康心理学研修会

「禁煙支援のための健康心理学~そのアセスメントと介入の実際~」

講師:東山明子(幾央大学大学院健康科学研究科、日本禁煙科学会理事)
2016年11月20日(日)14:45~16:15(※「禁煙心理士」試験終了16:40予定)

健康心理学会は、2015年度より健康日本21の推進団体に加盟し、広く国民の健康維持・促進のための事業を担うこととなりました。
 本研修では、健康増進法25条、青少年喫煙防止法、がん対策基本法などを根拠として、喫煙がもたらす国民の健康被害をくいとめるために健康心理学が果たす役割について学びます。
 本学会では、健康心理士の業務として、禁煙外来における喫煙者を対象とした健康アセスメントや、禁煙行動形成のための健康心理カウンセリングを推奨しています。また健康心理学研究 Vol. 28 (2015) Special_issueでは、特集号「健康心理学における禁煙研究の意義」として7編の論文を上梓しました。健康心理学が禁煙支援という健康科学分野に果たす役割は大きく、また重要な責務であると私達研修委員会は考えています。
 本研修では、日本禁煙科学会理事の東山明子先生を講師にお招きして

  • (1) 喫煙による健康被害
  • (2) 喫煙がもたらす妊婦・子どもへの健康影響
  • (3) 禁煙外来の概要
  • (4) 禁煙の薬物治療
  • (5) 禁煙外来のアセスメントとカウンセリング
などについて学びます。
 本研修は、本学会研修委員会と日本禁煙科学会との共催として実施します。受講者には、禁煙科学会からは「禁煙支援士」の受験資格とともに受験機会が与えられます。また健康心理学会からは、健康心理士更新に使える2ポイントが付与されます。
 認定健康心理士会のメンバーには、健康心理士会より参加費の半額を補助します。また、本学会会員ならびに禁煙科学会会員に加え、禁煙支援の趣旨に賛同する大会参加者の受講を歓迎します。
なお、本研修会終了後、受講者を対象に「禁煙支援士試験」を実施いたします(所要時間:20分)。

3. 認定健康心理士資格申請ポイント

上記「第103 回健康心理学研修会」および「第104 回健康心理学研修会」にお申込みいただくと、希望者にはポイントが付与されます。

4. 研修会への参加申込

研修会への参加申込はこちらよりお願いいたします。